官公庁のYouTube活用事例:具体的な省庁とその取り組み

官公庁のYouTube活用事例:具体的な省庁とその取り組み

官公庁によるYouTubeの活用は一般にあまり知られていませんが、文部科学省、外務省、総務省、環境省、国土交通省、防衛省、農林水産省など、実は日本の多くの省庁が公式チャネルを開設し、独自のコンテンツを提供しています。
特に目を引くのは、農林水産省の「BUZZMAFF(ばずまふ)」チャンネルと防衛省の「海上自衛隊」チャンネルです。

・農林水産省「BUZZMAFF(ばずまふ)」

https://www.youtube.com/@BUZZMAFF

登録者数と動画: 約17.4万人の登録者と1,580本の動画。
制作の背景: 職員による制作で、農業や水産業の魅力を新しい形で伝えています。
コンテンツの魅力: 例えば、農業技術の解説や地域の特産品紹介など、多彩な内容を提供。
職員の取り組み: ユーチューバーとして職員の白石優生が認知され、「農業の魅力を教えます。」の本も出版しています。

・防衛省「海上自衛隊」チャンネル

https://www.youtube.com/@jmsdfmsopao

登録者数と動画: 34万人以上の登録者と843本の動画。
コンテンツの内容: 『訓練・演習』『海外派遣』『音楽隊による演奏』『艦艇・航空機などの装備品』などの動画を公開。
SNSの活用: Facebook、Twitter、Instagramでの情報発信も積極的です。


これらの省庁によるYouTubeチャンネルの開設は、官公庁の新しい情報発信の形だと思います。特に農林水産省と防衛省は、それぞれの分野で独自の魅力を伝える効果的なコンテンツを提供しており、今後の官公庁のコミュニケーション戦略において重要な役割を果たしています。
Youtubeの活用は難しいと考えている組織も多いと思いますが、それぞれの組織・サービスにあった活用の仕方があります。官公庁で言えば、今でこそ活用できている省庁がありますが、解説前は硬い官公庁がチャンネルを開設しても上手く行かないだろうと考える人も多かったと想像します。情報発信のメリットは多くあります。youtube活用を考えているならば是非様々な事例を見て、自社でのyoutubeのあり方がどうあるべきかの参考にしてみてください。

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