WeWorkの賃貸料金は本当に高いのか(専用オフィスプランの場合)
WeWorkの賃料は通常のテナントオフィス物件の賃料と比較すると非常に高いです。高いですが弊社ではトータルで考えて妥当だと判断し2018年12月からWeWorkなんばスカイオを契約することに決めました。本記事では弊社がWeWorkの賃料が妥当だと考えた根拠をWEB上に共有したいと思います。
WeWorkでは様々な経費が不要になる
弊社ではWeWork移転前の状況として20坪ほどのスペースに作業スペースと商談スペースというレイアウトを組んでいます。単に現在の事務所の賃料とWeWorkの賃料を比較するとWeWorkは割高に感じますが、通常のオフィスの場合賃料以外に様々な経費が必要になり、WeWorkに入居することでこれらの経費を抑えることができると考えました。
事務所関連雑費
弊社の場合電気代や水道代、その他細かな経費がいろいろとかかっています。具体的には
- 電気代
- 清掃管理代
- ウォーターサーバー水代
- コーヒー代
- ネット回線代
- 水道代
- コピー印刷代及び複合機リース代 などの経費が合計10万円ほどかかっています。これらの費用はWeWorkに移転すると賃料に含まれています。
雑費節約額:100,000円/月
事務所内の掃除も人件費
事務所の掃除なども人件費で考える必要があります。
例えば毎日掃除当番1名が1日15分掃除を行ったとして15分×20日=300分
つまり1か月で5時間分の人件費がかかっていることになります。
時給2,000円で計算した場合日常清掃に10,000円以上をかけていることになります。
※掃除は労働時間外であり、人件費とは関係ないという会社は関係ない事項です。
清掃費節約額:10,000円/月
受付の人件費
オフィスを構えていると、飛び込み営業や配送物で受付を行う必要があり作業を行っている従業員の誰かが受付対応をしなければなりません。1回1回の受付対応時間は大したことありませんが1日5分で月間100分。また、作業を中断したことによる業務効率低下も考えるとそれ以上の
損害があります。月間120分、2時間分くらいの負荷として計算してみることにしました。
受付対応費削減額:4,000円/月
事務所内装工事費用
来社してくださるお客様への見栄えや従業員の職場満足度・業務効率を上げるために事務所のレイアウト・リフォームを行う場合、弊社のような5人~10人規模の会社であれば100万~150万円くらいは必要になると思います。仮に150万円をかけて内装を整え、3年償却で計算するとしたら、1ヶ月の費用負担は約4,2万万円になります。
内装工事費削減額:42,000円/月
採用経費もきっと浮く
まだ入居していないので何とも言えませんが、WeWorkに入居することで採用経費も抑えることができるのではないかと考えています。従業員目線で見ても、いやむしろ従業員目線で見れば経営者以上にWeWorkで働けることは魅力であり、メリットではないかと思います。
少なくとも採用ページでの職場環境紹介は上場企業レベルのPRが可能になります。
同じ求人広告を出すにしても応募者の数が増えることは間違いなく、採用コストも大幅に下がるのではないかと考えています。労働環境の向上として高い家賃を払うのだから採用コストは下がらないと困ります。月間5万円くらいの採用コストダウンで見積もってみます。
採用費用削減額:50,000円/月
トータルで結構な経費削減になる
皮算用ではあるけれど、月間206,000円の経費が削減できると試算になりました。
それでも高い家賃ですが、経費削減以外にも従業員のモチベーション向上や、入居企業同士のコラボレーションでプラスメリットが生まれるのであれば高い家賃も容認できると考えた次第です。
実際に容認できる内容だったかどうかはWeWorkでの仕事環境に慣れたころにレビューをしてみたいと思います。
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