タクシー配車アプリDiDiレビュー

タクシー配車アプリDiDiレビュー

2018年12月20日にWeWorkなんばスカイオ内でタクシー配車アプリDiDiの取り組み紹介セミナーがありました。

それまで私自身はDiDiを使ったことが無かったのですが、取り組み内容を聞いてみて非常に面白そうだったので早速使ってみることにしました。短期間に結構な頻度で利用してみてDiDiのよいところ、悪いところ。また上手な使いかた、気を付けないといけない点などについて情報をWebで共有したいと思います。

タクシー配車アプリDiDiとは?

中国のタクシー配車アプリの会社、滴滴出行とソフトバンクが日本国内で次世代のタクシー配車プラットフォームを提供することを目的に設立した合併会社です。
DiDiの利用者は世界で5億5,000万人以上、1日当たりの乗車数は3,000万件にもなるそうで、その数は有名なUberをも軽く凌駕しているようです。中国では従業員の半分がエンジニア(5000人程)で、集まったビックデータを分析し最適な配車などサービスの最適化に力を入れているとのこと。

DiDiの使い方は文章で説明するより、公式の動画を紹介した方が分かりやすいと思いましたので下にyoutubeの動画を貼っておきます。

タクシー配車アプリDiDiの使い方(公式動画引用)




ここからは私が実際にDiDiを利用したり、運転手と話していて知ったDiDiの便利や点、不便な点、上手な利用の仕方などを共有したいと思います。

DiDiの便利な点・お得な点

クーポンや割引がもの凄く多い

この記事を書いている2018年12月時点での話になりますが、DiDiは2018年9月28日に大阪でサービスを開始して以来、物凄い量の無料クーポンをばら撒いています。金曜日の初乗り料金無料キャンペーン(680円分)、初回登録キャンペーン(1,000円分)、お友達紹介キャンペーン(1,500円分)などなど。普通にアプリを登録して利用するだけでも最初の3回くらいは近距離であれば毎回無料でタクシーに乗ることができます。

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友達紹介でタクシーを無料で乗りまくれる

DiDiの割引クーポンは友達紹介が一番割引額が高く1,500円となっています。タクシーの運転手の話では友達に紹介しまくって毎日無料でタクシーに乗っているつわものもいるという話です。まだまだDiDiを知らない、使ったことのない人の方が多い状況なので上手く友人に紹介していけばタクシーを無料で乗りまくることもできそうです。

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※私の紹介コードで登録すると登録した人にも私にも紹介割引クーポンが発行されるので良かったら紹介コードを使って登録してみてください。

タクシーが直ぐに探せる

DiDiは2018年9月28日サービス開始時点のリリースで12社のタクシー会社と契約し1,000台以上を配車しているしており、確かに利用してみると大阪市内での状況にはなりますが、大抵の場所で5分程度でタクシーを呼ぶことができました。大通りから外れた場所など通常タクシーを見つけにくい場所であるほどDiDiが便利に感じます。

タクシーの位置がリアルタイムに分かり、安心して待つことができる

DiDiのアプリでは現在地周辺にいるタクシーの配車状況がリアルタイムで表示され、タクシーが探しやすい状況かどうかが一目で分かるようになっています。また送迎に向かってくれているタクシーの状況もリアルタイムで把握することができるため、あとどの程度の時間でタクシーが来てくれるか分かり、ヤキモキしなくても済みます。

タクシーの運転手に道を伝える手間が省ける

DiDiではアプリ上で現在地から目的地までのルート検索を行い、ルートをタクシー運転手に共有してくれるのでタクシーに乗る際に場所を伝える必要がなく、運転手が知らない場所を伝えるのに苦労することなどがなくなります。

支払いが楽

DiDiにクレジットカードを登録しておくと、アプリ上で決済が行われ、タクシーを降りる際に支払いをする必要がありません。何気に支払い動作を全くしなくてよいというのは便利です。ちなみにタクシー運転手側ではDiDiのタブレットに運賃メーターの金額を入力する必要があり、若干手間が増えているようでした。タクシーからは通常料金の領収証が手渡されます。

DiDiの不便な点・注意が必要な点

DiDiにはまだまだ不便な点や注意が必要な点がありますが、以下の状況をきちんと理解しているとDiDiをより便利に利用できます。

中・遠距離の場合、意味なく有料道路/高速道路に乗せられる場合がある

DiDiのルート検索はGoogleMapのルート検索を利用しているそうです、GoogleMapのルート検索はデフォルトで高速道路を優先指定する仕様になっているようです。この為、DiDiで検索したルートは必要もないのに高速道路を使うルートになっている場合があり、気の利かないタクシードライバー、DiDiの仕組みをあまり理解していないタクシードライバーの場合は何も言わないと、利用者が高速道路を希望していると勘違いし必要もないのに高速道路に乗ってしまうことがあるようです。利用する際は必ず必要もないのに高速道路を利用するルートになっていないかを確認し、もし必要もないのに高速道路を利用するルートになっていたら運転手に下道を通るよう伝えるようにしてださい。

タクシー乗り場付近、タクシーがよく走っている大通りでは自分でタクシーを探した方が早い

当たり前と言えば当たり前なのですが、タクシー乗り場に近い場所やタクシーがよく走っている大通りでは自分でタクシーを探したほうが早いです。自分でタクシーを探した方が早い場所でDiDiを使用してももちろんタクシーは来てくれますが、大抵5分程度はかかるため、目の前を何台もの空きタクシーが走り去りもどかしい思いをします。またタクシーに乗り込みやすい場所でDiDiのタクシーを待っていると空きタクシーが気を利かせて近寄って来たりするので気まずい感じになったりするかもしれません。

アプリ決済でないとクーポンは使用できない

知り合いに紹介したところ、クレジットカードを登録せずに利用して現金払いorクレジットカード払いをせざる得なかったようです。アプリ決済でない場合はクーポンが適用されないため、DiDiを利用する前には必ずアプリにクレジットカードを登録してアプリ決済ができる準備をするようにしてください。

タクシーが入れない場所、待ち合わせ場所が分かりにくい場所では使用しない

DiDiではGPSで計測された現在地が待ち合わせ場所として指定され、タクシーに通知されるため、商店街の中や大阪駅のような大きな施設の中、一方通行が多く車の入れない時間帯のある新地などから使用するとタクシー運転手がどこに送迎に向かえばよいか分からず、タクシーと合流するのに非常に手間取る場合があります。タクシーが入れない場所や待ち合わせ場所が分かりにくい場所にいる場合は、タクシーが来やすい場所に移動してからDiDiを利用するようにしてください。地図上で待ち合わせ場所を指定できればよいのですが、今のところDiDiにはそのような機能はないようです。

大阪府内でも場所や時間によってはタクシーが探せない場合ある

DiDiでは複数のタクシー会社と提携しているようですが、基本的に大阪市内を中心とした配車状況になっているようで、サービス提供範囲の大阪府内でも場所や時間によってはタクシーが探せない場合もあるようです。タクシーを探してみて数分してもタクシーが見つからない場合は諦めて、タクシー会社に電話をして配車をしてもらった方がよいかもしれません。

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