「デジタルカタログとは?」基本知識から導入事例まで解説!

「デジタルカタログとは?」基本知識から導入事例まで解説!

集客に紙のカタログを利用している人の中には、思ったような効果が出ずに悩んでいる方も多いでしょう。紙のカタログには、印刷の費用がかかる上に情報の拡散力も弱いという欠点があります。 その欠点を補うものとして、近年は「デジタルカタログ」が注目を浴びています。そこで、この記事ではデジタルカタログというWeb上で見ることができるカタログについて説明するとともに、おすすめの作成方法などをご紹介します。




デジタルカタログの基本知識

ここでは、デジタルカタログの基本知識について紹介します。

デジタルカタログとは?

デジタルカタログとは、紙のカタログをWeb上で見ることができるようにしたコンテンツのことを指します。Web上で展開できるため、時と場所を選ばずにスマートフォンやPCで見ることができます。カタログだけでなく、パンフレット、資料、本など多くの紙媒体をデジタル化することが可能です。

PDFとの違いとは?

ここではデジタルカタログとPDFとの違いについて4点説明します。

表現方法

PDFの表現方法は文字と静止画が主であるのに対して、デジタルカタログでは文字と静止画に加えて、動画やURLリンクなど多彩な表現を行うことができます。ページをめくる動的ビジュアルなどを含み、臨場感を演出することができます。

表示速度とプラグインの有無

PDFは、閲覧するためにAcrobat Readerというソフトが必要です。また、1度全てのデータをダウンロードしてから表示するため、ページ数が多いほどデータ容量は大きくなり、表示までの時間がかかります。 対してデジタルカタログは、特別なソフトをインストールする必要はなく、PCやスマートフォンのWebブラウザのみで閲覧できます。また、現在主流になっているHTML5のデジタルカタログなら、閲覧に全てのデータをダウンロードする必要はないため、待ち時間が少なく快適に閲覧できるというメリットがあります。

ユーザーのストレス

PDFは読み進めるのに、縦スクロールを行う必要があり、ページ数が増えれば増えるほど読みづらくなるという欠点があります。一方、デジタルカタログは本のようにページをめくるインターフェースのため、ユーザーはストレスフリーで操作、閲覧できます。

データ解析と活用

PDFはアクセス解析用のタグが設置できないため、公開後の効果測定が難しいとされています。 一方で、デジタルカタログは、どのページがよく見られているのかという閲覧数や埋め込んだリンクのクリック数、滞在時間など細かにアクセス解析をすることができます。

デジタルカタログのアクセス解析を怠らずに行うことで、カタログの改善点が発見できることでしょう。また、カタログの改善に限らず、マーケティングにも解析データを活かすことができます。

デジタルブックの種類

デジタルカタログはデジタルブックとも呼ばれ、HTML5形式とFlash形式があります。

Flash形式

従来はFlash形式のものが主流でした。Flash形式のデジタルカタログを閲覧するには、「Flash Player」というプラグインが必要であるため、どんなユーザーにとっても簡単に閲覧できるものとはいえません。

また、Flash Playerは第三者から攻撃を受けやすく、Flashコンテンツを使用しているWebサイトへアクセスすると、ブラウザがクラッシュしたり、PCのシステムの制御を奪われたりして、情報漏洩につながるといった危険性も潜んでいます。 近年、大手企業では、社内でFlash Playerのインストールを禁止するなどのセキュリティ対策をとることが増えています。最近では、インターネットブラウザ側でFlash Playerを表示させないという流れになってきており、デフォルトの設定だとFlash形式のデジタルカタログは表示されません。さらに、66%のスマートデバイスではFlash形式のデジタルカタログを表示できない仕様になっています。

HTML5形式

HTML5形式のデジタルカタログを閲覧するには、Flash Playerのようなプラグインは必要ありません。通信量の増大は軽減され、脆弱性などセキュリティ上の懸念といった心配なくカタログを閲覧することができます。

また、利用する端末に合わせて表示が最適化されるため、どの端末から見ても見やすく、使いやすい操作が可能となります。さまざまな端末から閲覧されることが予想される現代では、HTML5形式でデジタルカタログを作成するのがベストな選択でしょう。




デジタルカタログの導入がおすすめの企業とは?

ここでは、主にデジタルカタログを導入することによって得られるメリットについて説明します。

売上UPを目指したい

紙のカタログだとユーザーは、購買ニーズが高まったときに電話やEメールでの問い合わせ、PCやスマホを起動してECサイトの検索・注文などさまざまなステップが必要になります。その間にユーザーの購買意欲は低下していき、機会損失してしまう可能性があります。 しかし、PDFとの違いでもご説明した通り、デジタルカタログは問い合わせフォームや購入サイトのリンクを埋め込むことができるため、機会損失のリスクを最低限に抑えることができます。購買意欲を下げることなくユーザーの購買行動を促すことができるため、売上げUPが期待できます。

また、こちらも先述した通り、デジタルカタログではアクセス解析ができます。アクセス解析で導き出したデータをもとに、カタログや商品・サービスの改善を行うことで、よりユーザーのニーズに近いものを提供できるようになり、売上げUPにつながることでしょう。

コストを削減したい

紙のカタログは作成するにあたり、印刷費用がかかります。また、カタログを保管するための管理費用、ユーザーへカタログを届けるための配送費用、カタログが余ってしまった場合の破棄費用など、さまざまなコストが発生します。

しかし、デジタルカタログは印刷の必要がない、ユーザーへカタログを送る必要もない、カタログが余るということもないため、多くのコストを削減することができます。 また、デジタルカタログは内容の変更が簡単にできます。紙のカタログの場合は、再度新しく印刷し直す必要がありました。しかし、デジタルカタログは情報をアップロードするだけで、簡単に内容を変更することができるため、印刷コストを大幅に削減できるといえます。

営業活動を効率化したい

紙のカタログは、営業活動に使われることもあります。営業活動で、複数冊の紙カタログを持ち運び、管理することは非常に負担になり非効率的です。デジタルカタログなら、PCやタブレット1つで複数のカタログを持ち運び、管理することができるため大幅な効率化が期待できます。 また、デジタルカタログには動画を入れることもできるため、魅力的なプレゼンテーションを行うことができるようになります。

営業活動を効率化したい、より魅力的なプレゼンテーションを行いたいという企業には、デジタルカタログはおすすめです。

デジタルカタログの作成なら代行サービスがおすすめ!

ここでは、デジタルカタログ作成代行サービスの説明と、弊社のカタログ作成代行サービスを紹介します。

デジタルカタログ作成代行サービスとは?

デジタルカタログ作成代行サービスとは、デジタルカタログ作成を代行してくれるサービスです。ここでは代行サービスに委託するメリットを2つ紹介します。

手間・時間・費用がかからない

デジタルカタログ作成代行サービスのメリットといったら、何といっても手間・時間をかけずにカタログをデジタル化できることでしょう。 デジタルカタログの作成方法としては、主に代行サービスを利用するかツールを使って自作する方法が一般的とされています。

ツールを使っても比較的簡単に作成することができますが、リンクの埋め込みや細かい調整を自ら行う必要があり、手間・時間がかかります。本来の業務をこなしながらデジタルカタログを作成するとなると、負担が大きいでしょう。 また、ツールを活用する場合、初期費用と月額費用が発生するため、継続的にデジタルカタログを使用する場合は、割高になります。

代行サービスを活用すれば、手間・時間・費用をかけずともデジタルカタログを作成することができます。

多機能でセンスの良いカタログを作成できる

デジタルカタログに関する知識や経験がない人が、多機能で使い勝手の良いデジタルカタログを自作するのはかなり難しいのが現状です。カタログ作成に多大な時間をとられるよりは、多少コストがかかっても、代行サービスに任せる方がスムーズです。見栄え、使いやすさ、多機能性全てにおいて、代行サービスに任せる方が良いでしょう。 デジタルカタログを自作するための無料作成ツールを提供しているサイトは、数多くあります。無料の範囲内で作成しようとすると基本的には機能が限定され、使用できる機能が基本的なものになる場合も多いです。

有料ツールならば多くのオプション機能を付加して「自社ならでは」のオリジナリティを出すことができます。しかし、搭載機能の多いデジタルカタログを自作しようとする場合、作り手のカスタマイズセンスの問題が出てきます。初めてデジタルカタログを作成する場合など、多くの機能を入れ込みすぎてしまい、逆に見づらいものが完成してしまうという失敗もあるでしょう。

そういった事態を防ぐためにも、デジタルカタログはツールなどで自作するよりも、代行サービスでプロに制作してもらったほうが安心できるといえます。

機能を省きリーズナブルに作成したいなら弊社デジタルカタログ作成サービスがおすすめです

弊社トリックスターは、シンプルで安価なマルチデバイス対応HTML5デジタルカタログ制作サービスの提供を2019年9月18日より開始しました。デジタルカタログ、デジタルチラシ制作を業界最安値で提供しています。

近年、制作サービスは多様化し、高性能・オーダーメイド性を強みを置くものが多くなっています。しかし、デジタルカタログ、デジタルチラシの本来の利用目的はPDFや画像の閲覧をマルチデバイス環境で容易にすることです。そのため、高性能な機能やカスタマイズを必要としない場合も多くあります。 そういった実情を含め、弊社のデジタルカタログ制作サービスは、PDFや画像をマルチデバイス環境で容易に閲覧することだけを目的としています。デジタルカタログ・デジタルチラシを手軽に活用できるようにプランや機能を1つに絞り、シンプルでリーズナブルな制作料金体系で提供することで、多くの企業にご利用いただいています。

「多くのカスタマイズは必要ない」「なるべく費用を抑えてカタログを電子化したい」という企業は、ぜひ下記のサービスサイトよりお問い合わせください。

まとめ

この記事では、デジタルカタログの基本知識、メリット、導入事例とデジタルカタログ制作のおすすめの代行サービスとしてトリックスターを紹介しました。

インターネットが普及し、多くの人がスマホを利用している現在、カタログの電子化は非常に有効です。 紙のカタログを使用しているが、売り上げUPをしたい、業務効率を改善したい、さまざまなコストを削減したいという方はぜひデジタルカタログの導入を検討されてみてはいかがでしょうか?

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