案件より信頼を築け! 制作会社が語るフリーランス成功の法則

案件より信頼を築け! 制作会社が語るフリーランス成功の法則

第1章:フリーランスエンジニアを取り巻く現実

フリーランスエンジニアという働き方が一般化して久しいですが、実際に独立して継続的に案件を獲得し、安定した収入を得ている人はごく一部です。 「案件が取れない」「単価が上がらない」「継続依頼が続かない」──その原因の多くは、スキルの不足ではなく案件を探す力と見せ方にあります。

企業側の視点に立てば、「一緒に仕事をしたい」と思えるエンジニアは技術だけでなく、誠実な対応や報連相の正確さ、チームとしての信頼感を備えている人です。 株式会社トリックスターでは、数多くのフリーランスエンジニアや外部パートナーと協業していますが、 同じスキルレベルでも信頼関係を築ける人ほど継続依頼が増える傾向にあります。

1-1. 案件は「多い」のに「取れない」現実

現在のIT業界では、リモートワークや副業の普及により案件数自体は増加しています。 しかし、企業が求めるのは単なる「人手」ではなく、「安心して任せられるパートナー」です。 そのため、技術力があっても信頼・対応・実績の要素が欠けると案件を取りこぼしてしまいます。

1-2. 制作会社・開発会社が求めるフリーランス像

  • 納期・品質・コミュニケーションの三拍子が揃っている
  • 依頼内容を鵜呑みにせず、課題を整理して提案できる
  • 長期的に関係を築こうとする姿勢がある

トリックスターでは、プロジェクト単位で外部パートナーと連携するケースが多く、 チームとしての信頼を築くエンジニアには次々と新しいプロジェクトをお願いしています。 「一度きりの取引」ではなく、「共に成長できる関係」を築くことが、 案件を安定的に受注する第一歩です。

第2章:案件を探す5つの主要ルート

案件獲得の手段は一つではありません。エージェント・クラウドソーシング・SNS・制作会社との直接提携・リファラル(紹介)など、 それぞれに特性と強みがあります。本章では、現実的に成果が出やすい5つのルートを解説します。

2-1. フリーランスエージェント経由で探す

フリーランスエージェントは、営業・契約・請求といった手続きを代行してくれるため、営業が苦手な人でも始めやすい手段です。 一方で、中間マージンが発生するため、直請けに比べて手取りはやや減る傾向にあります。

とはいえ、エージェントを通じた案件は信頼性が高く、スケジュールを安定させる上で欠かせない存在です。 特に、近年は特定の年齢層や技術領域に特化したマッチングサイトも増えています。

たとえば、株式会社Miraieが運営するITフリーランスエンジニア向け案件検索サイト 「SEES」は、 40〜60代のITフリーランスエンジニアに特化した案件検索・紹介サイトとして注目されています。 「年齢不問案件」を中心に、言語・ポジション・勤務地・単価など多様な条件から案件を探すことができ、 経験を活かして長く活躍したいミドル層に最適なプラットフォームです。

若手エンジニアにとっても、「SEES」で案件相場を把握することは、自分のスキルを市場価値として可視化する良い機会になります。 市場動向を知り、強みを磨くことで、より戦略的なキャリア設計が可能になります。

2-2. クラウドソーシングサイトを活用する

「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトは、初心者や実績作りの第一歩に最適です。 単価は低い傾向にありますが、「提案力」「信頼構築力」を磨く場として非常に有効です。 小規模案件であっても、依頼主とのやり取りや納期管理の経験が次の大きな案件に生きてきます。

クラウドソーシングの提案文では、相手の課題に寄り添い、具体的な解決策を提示することが鍵です。 ただスキルを並べるだけではなく、「御社の課題をこう解決できる」という視点を持つことで受注率が上がります。

2-3. SNS・技術発信で探す

X(旧Twitter)やQiita、Zennなどの技術発信プラットフォームは、名刺代わりの役割を果たします。 継続的にアウトプットをしているエンジニアには、企業から直接声がかかることも珍しくありません。 トリックスターでも、技術発信をしているパートナーには新規案件を優先的に打診することが多いです。

2-4. 制作会社・開発会社との直接提携

制作会社やシステム開発会社との直接提携は、最も安定的に案件を得られるルートの一つです。 トリックスターでは、案件ごとに外部パートナーとチームを組み、要件定義・設計・開発・運用まで一気通貫で対応しています。 こうした協業の中で、スキルや信頼を積み重ねたエンジニアには継続的な依頼が発生します。

2-5. リファラル(紹介)で探す

元同僚や過去クライアントなど、既存の人脈を通じた紹介案件は、最も成約率が高い方法です。 案件終了後に感謝のメッセージを送り、丁寧にフォローアップを続けるだけでも、 次の紹介につながることがあります。

トリックスターでは外部パートナーを募集しています

株式会社トリックスターでは、Webサイト制作・システム開発を中心に、プロジェクトごとに最適な外部エンジニア・デザイナー・ディレクターの方々とチームを組みながら、多様な案件を進行しています。
単発ではなく、長期的に信頼関係を築き、共に成長できるパートナーシップを大切にしています。

「クライアントの課題解決に真摯に向き合いたい」「自分の技術を活かしてチームで成長したい」──そんな想いをお持ちの方は、ぜひ私たちと一緒に取り組んでみませんか?

※現在、開発エンジニア(PHP・Laravel・PowerCMS・EC-CUBE・Shopify)および
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