kintoneで実現する新着情報管理

kintoneで実現する新着情報管理

新着情報管理の現状と課題

コーポレートサイトなどでは、普段Webサイトで更新管理するのは新着情報だけという ケースは非常に多いと思われます。更新する箇所が新着情報だけなのにWeb制作会社の 都合でwordpress等のCMSをサイト全体に導入することになっていませんか? CMSをサイト全体に導入する場合、一般的にCMSの基本導入作業費用と、各ページへの CMS組込費用で20万~30万程度かかります。またCMSをサイト全体的に導入する ことでCMSのバージョンアップ対応が必要になったり、Webサイトの脆弱性が低下し ハッキング等のリスクが高くなります。
また、新着情報を管理するためだけの管理画面が別に必要となることから、社内で新着 情報を管理できる担当者が限定されることや、記事承認の管理がスムーズに行えないと いった問題も発生しやすくなります。 kintoneで新着情報を管理するとこれらの問題が解決できます。

kintoneによる新着情報管理のメリット

kintoneを使用すれば、これらの課題が解決されます。社内の誰でも新着情報を更新できる利便性、権限管理の柔軟性、そして承認フローの効率化が可能です。また、別途管理画面を用意する必要がなく、内部でのコミュニケーションも円滑に行えます。

kintoneを使った新着情報でできること

新着情報をkintoneで管理することについて、機能上の制約はありません以下のように
自由に機能を実装することが可能です。

記事上限数無制限基本的に記事数の制限はありません
カスタムフィールド 表示項目に合わせたカスタムフィールドを設定することが可能です。フィールドの種類は
リッチエディタ、日付、日時、リンク、文字列(1行)、文字列(複数行)、画像、添付ファイル、テーブル、youtube、GoogleMapなど一般的なフィールドは大抵のフィールドが実装可能です。
カテゴリ・カテゴリーアーカイブ カテゴリをもたせることが可能です。カテゴリは複数カテゴリの選択が可能で、階層構造をもたせることも可能です。アーカイブページではカテゴリ記事一覧ページを表示可能です。
公開日・日付アーカイブ 公開日や更新日といった設定と、日、月、年などの単位でアーカイブ一覧を作成することが可能です。
公開日時予約 日時フィールドを活用し、公開日時予約機能を実装することが可能
公開期間設定 開始日・終了日フィールドを作成し、公開期間を設定することが可能
署名 記事作成者別に署名データを作成し、記事作成者に合わせた署名(プロフィールや部署、問い合わせ先)を表示させることが可能
通知設定 新着記事が公開されたら指定の会員に通知を送る機能を実装することができます。通知対象者が多い場合は、
※別途配信サービスと連携が必要です。
※LINE通知等も実装可能です。
記事検索 記事をカテゴリ・日付・キーワード等で検索することが可能です。記事機能はkintone内の記事を検索する方法と、出力された記事データから検索する方法があり、kintone内の記事を検索する方法の方が安価ですが、検索の仕様はkintone内の記事検索仕様と同様になります。

kintoneにおける新着情報のデメリット

kintoneでの新着情報管理にはデメリットもあります。HTMLフィールドがないため、直接HTMLでの編集ができない点や、画像配置の自由度が限られる点が挙げられます。しかし、基本的な新着情報には十分対応可能です。

kintoneを活用したWebサイト、会員サイトの構築提案

弊社では、kintoneを用いたWebサイトや会員サイトの構築サービスを提供しています。kintoneの導入経験とノウハウを生かしてお客様の要望に応じたサイト構築を実現します。kintoneを使ったサイト構築の可能性を探求し、効率的な新着情報管理やウェブサイト運営を実現させましょう。

前へ

官公庁のYouTube活用事例:具体的な省庁とその取り組み

次へ

kintoneで構築した会員サイトにLINEでログインを実装