kintone会員サイトで実現するセミナー情報・申込管理
セミナー管理業務だけでなくフロントもkintoneで管理
kintoneを導入している企業ではセミナーの申し込みをFormsBridgeで受付、申込み内容をkintoneで管理しているケースが多いのではないかと思われます。この場合、多くはWebサイトに掲載するセミナーの情報はWebサイトのCMS等で別途管理しているのではないでしょうか。
Webサイトに掲載するセミナーもkintoneで管理することにより、セミナーに関する全ての情報をkintoneで一元管理することができるようになります。
弊社で過去構築したkintone会員サイトなどの事例を元にkintone会員サイトでセミナー情報・申し込み管理を実装するにあったってのメリットや出来ることを案内させていただきます。
Webサイトのセミナー情報をkintoneで管理することのメリット
・だれでもセミナー情報を管理することができる
企業によっては、セミナーの管理を行っている担当とWebサイトの管理を行っている担当が異なっているケースがありますが、セミナー情報の掲載をkintoneで管理することによりセミナーの担当者が直接普段使っているkintoneでセミナー情報を管理することができるようになります。
・残席情報などもリアルタイムで反映できる
kintone上でセミナーの残席管理などを行っていれば、管理している残席情報をほぼリアルタイムでWEBサイト上に反映させるなど、kintone上で管理している情報を任意でユーザーに共有することも可能です。
・QRコード受付などの対応も可能
セミナーの受付コードを発行し、セミナー当日QRコードリーダーで読み取ることでQRコードによる受付管理機能を実装するといったことも可能です。
kintoneを使ったセミナー掲載でできること
セミナーをkintoneで管理することについて、機能上の制約はありません以下のように自由に機能を実装することが可能です。
記事上限数無制限 | 基本的に記事数の制限はありません |
カスタムフィールド | 表示項目に合わせたカスタムフィールドを設定することが可能です。フィールドの種類は リッチエディタ、日付、日時、リンク、文字列(1行)、文字列(複数行)、画像、添付ファイル、テーブル、youtube、GoogleMapなど一般的なフィールドは大抵のフィールドが実装可能です。 |
カテゴリ・カテゴリーアーカイブ | カテゴリをもたせることが可能です。カテゴリは複数カテゴリの選択が可能で、階層構造をもたせることも可能です。アーカイブページではカテゴリ記事一覧ページを表示可能です。 |
公開日・日付アーカイブ | 公開日や更新日といった設定と、日、月、年などの単位でアーカイブ一覧を作成することが可能です。 |
公開日時予約 | 日時フィールドを活用し、公開日時予約機能を実装することが可能です。 |
公開期間設定 | 開始日・終了日フィールドを作成し、公開期間を設定することが可能です。 |
署名 | セミナー別に署名データを作成し、セミナーの署名(プロフィールや部署、問い合わせ先)を表示させることが可能です。 |
通知設定 | セミナーが公開されたら指定の会員に通知を送る機能を実装することができます。通知対象者が多い場合は、 ※別途配信サービスと連携が必要です。 ※LINE通知等も実装可能です。 |
記事検索 | セミナーをカテゴリ・日付・キーワード等で検索することが可能です。記事機能はkintone内の記事を検索する方法と、出力された記事データから検索する方法があり、kintone内の記事を検索する方法の方が安価ですが、検索の仕様はkintone内の記事検索仕様と同様になります。 |
セミナー予約 | セミナーの予約を受け付けることができます。 |
予約完了・前日・当日・キャンセル受付通知 | 予約完了、前日お知らせ、当日お知らせ、キャンセル受付といった各種通知メールを設定することができます。通知メールのテンプレートもkintone上に通知メールテンプレートアプリを作成することでkintone上から編集できるようにすることが可能です。 |
セミナー受付管理 | セミナー公開前後で表示項目を切り替えたり、セミナー実施後はアーカイブ動画配信画面に切り替えたりといったことが可能です。また、アーカイブ動画はセミナー参加者に限定するといったことも可能です。 |
アーカイブ動画の配信 | セミナーの受付管理をkintone上で行うことが可能です。 |
会員種別配信制御 | 会員の種別により表示するセミナー・予約できるセミナーなどの制御を行うことが可能です。 |
定員管理・満席表示 | kintone側で定員設定を行うことにより、定員になった場合はWEBを上で満席表示を行うといったことも可能です。 |
セミナー別アンケート型申し込みフォーム | セミナー単位で申し込みフォームの項目を変えることも可能です。ただし仕様によってはFormsBridgeを別途契約いただく必要のある場合があります。 |
閲覧ログ | 会員サイトであれば、どのユーザーが動画を閲覧したかをログに残すことが可能です。 ※配信プラットフォームがAPIを提供している必要があります。(youtube,vimeo等) |
kintoneを使ったセミナー情報のデメリット
セミナ情報をkintoneで作成する上でのデメリットもあります。kintoneのフィールドにはHTMLフィールドが存在しないため、セミナー詳細にHTMLを直接記載することはできません。
セミナー詳細に直接HTMLで編集されたい場合はkintoneでセミナー情報を作成するべきではありません。
また直接HTMLを編集できないことに起因しますが、画像を好きな位置に配置することもできません。
ただし、テンプレートとして事前に画像の配置場所を決めておけば、決めた配置場所には画像を掲載することが可能であるため、一般的なセミナー情報であればkintoneで管理することに問題はないと思われます。
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弊社ではkintoneを活用したWebサイトの構築、会員サイトの構築サービスを提供しています。kintoneを活用したオーダーメイドでのWebサイト構築・会員サイト構築サービスを提供している会社は非常に少なく。ノウハウを持つ会社がまだ少ないためkintoneを活用したWebサイトの構築・会員サイトの構築を希望される場合は是非一度弊社にお問い合わせをください。
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